DNSレコードとは

今回は、DNSレコードについてまとめていきます。

以前、
https://deepdweb.com/about-nameserver/#DNS
でも簡単に説明しましたが、
ドメイン名とIPアドレスの紐づけを行う役割を担っているのがDNSサーバというものになります。

例えば、
WEBサイトを公開しているドメイン名を「example.com」、
そのサイトのコンテンツをアップロードしているサーバのIPアドレスを「1111.2222.3333.4444
とします。

この場合、

「example.com」のドメインのコンテンツは、IPアドレス「1111.2222.3333.4444」にあるよ!
という情報がDNSサーバに保存されています。

この情報をDNSレコードと呼び、DNSレコードにはいくつかの種類がありますが、
一般的に良く登録するのは、
■Aレコード
■MXレコード
の2種類のレコードです。

ざっくりと説明すると、
Aレコードとは、自分のドメインとIPアドレスを紐づけるために設定するレコード
MXレコードとは、自分のドメインでメールアドレスを使用する場合に設定するレコード
となります。

※他にも、CNAMEレコードやTXTレコード、NSレコードなどいくつかあります。
 が、使用頻度は低いので、必要になった時に、都度調べて設定すればいいです。

AレコードMXレコードについては、もう少し詳しく説明していきます。

Aレコード

Aレコードの「A」は「Address」の略で、「エーレコード」と呼びます。

最も基本的なレコードで、ドメインに対応しているIPアドレスを保存しています。

サイトの運用状況によっても異なりますが、一般的に良く登録するAレコードは以下になります。

Aレコードの設定例

【Aレコードの設定例】
example.com A 300 187.212.28.154
www.example.com A 300 187.212.28.154

また、サブドメインを発行してWEBサイトを公開する場合には、以下のようなレコードを設定することになります。

sub.example.com A 300 187.212.28.154

※IPアドレス(187.212.28.154)はダミーなので、自分の環境のIPアドレスに変更して下さい。

MXレコード

MXレコードの「MX」は「Mail Exchange」の略で、「エムエックスレコード」と呼びます。

ドメイン名で発行したメールアドレスへ配送されたメールを、受信する為のサーバ(メールメール)を指定するレコードになります。

MXレコードの設定例

【MXレコードの設定例】
mail.example.com A 300 187.212.28.154
example.com MX 100 mail.example.com 10

※IPアドレス(187.212.28.154)はダミーなので、自分の環境のIPアドレスに変更して下さい。

まず、「mail.example.com」というAレコードを設定しておいて、
そのサーバにメールが届くようにMXレコードに「mail.example.com」を登録します。

お名前.comでの登録サンプル

レコードの情報は、通常は、ドメイン管理を行っているコントロールパネルから登録することになります。

私は、お名前.comでドメイン管理を行うことが多いのですが、お名前.comのコントロールパネルからであれば、このように登録します。
お名前.com DNSレコードの登録
この4レコードの登録が、基本的なレコード設定になります。


WEBサイトとメールを同じサーバで利用する場合には、Aレコードの設定のみでもメールを受信できてしまうのですが、
念の為に、MXレコードの登録まで行っておくことをおすすめします。

もし、WEBサイトとメールで別々のサーバを利用する場合には、各レコードに、それぞれのサーバのIPアドレスを登録しておけばOKです。

【Aレコードの設定例】
example.com A 300 187.212.28.154    ← WEBサーバのIPアドレスを設定
www.example.com A 300 187.212.28.154  ← WEBサーバのIPアドレスを設定
mail.example.com A 300 178.231.45.172 ← メールサーバのIPアドレスを設定

最後に

DNSレコードの設定自体は、
大体の場合、ドメインを管理している会社のコントロールパネルなどから簡単に登録・変更できるようになっていることが多いです。

ただ、設定内容を間違えると、
サイトが表示されなくなったりメールが届かなくなったりもするので
慎重に行うようにして下さい。

私が新人の頃にやったミスで言えば、
登録するIPアドレスの数字を一文字間違えてしまい、サイトが表示されなくなった。。。
ということもありました。

その為、チェック表などを作って、慎重にチェックを行いながら作業されることをおすすめします。